【新華社北京10月22日】日本の小渊優子前経済産業大臣は20日、関連政治団体が『政治資金規正法』に違反した事件について公に謝罪したが、今後はこの案件に対し徹底調査を行わないと表明した。2014年10月、小渊優子氏は公金流用及び規則に違反した政治資金の使用などのスキャンダルに巻き込まれて辞職した。
小渊氏は10月20日、前橋市で行われた記者会見で、「多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしたことを再びお詫び申し上げます。今後は監督責任を負い、類似事件の再発防止に努めます。」と謝罪した。日本の共同通信社は、この汚職事件は現在も尚、真相が明らかにされておらず、関係者が死去し、資料がないことなどから、徹底調査は難航していると報じた。これに対し、小渊氏は今後はこの案件に対し再調査を実施しないと表明した。議員を辞職するかという質問を受けた際に、小渊氏はこれを否定した。東京地方裁判所は9日、この案件に裁決を下し、『政治資金規正法』違反を理由に、小渊氏と折田謙一郎元秘書の二人に執行猶予付き有罪判決を言い渡した。
(新華網日本語)
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