新華社記者 郭緒雷 撮
21日は中国の伝統的な祝日・重陽節に当たります。重陽節は祖先を祭る四大節句の一つ。この日に古来からより高いところに上り、茱萸(サンシュウの一種)を身に付け、菊の花を浸した菊花酒を飲む風習があります。このほか、「重陽糕」という蒸し菓子を食べる習慣があります。
民俗専門家・王絹さんは「重陽節の伝統文化は菊の花と係わる。菊の花は毎年9月に咲き始めるため、昔から長寿の花と見られる。重陽節はそもそも菊の節句として言われ、この日に菊の花を愛でることは重陽節の楽しみの一つとなる。また、この日に子供たちが「重陽糕」というお餅を食べて、次第に昇進することを祈る慣わしもある」と紹介しました。
(文字/中国国際放送局 写真/新華社日本語)
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