【新華社北京10月14日】「2015年上半期における貧困地区の農村住民の一人当たり純収入の増加幅は、全国の農村の平均増加幅より引き続き高く、増加傾向から判断して、今年は更に1000万人を貧困から抜け出させるという目標達成を実現できる希望が持てます。」と今日、国務院扶貧開発領導小組弁公室の洪天雲副主任は記者会見で説明した。
今年の『政府活動報告』は、2015年に農村の貧困人口1000万人以上を更に減少させることを保証せねばならないと指摘する。わが国の政府は貧困援助の正確で新しい戦略を提起し、2020年までに現在の農村の貧困人口全てを貧困から抜け出させる目標を明確にした。国務院扶貧開発領導小組弁公室は、2011年から2014年の間に、我が国の農村の貧困人口を1億2200万人から7017万人まで減少させ、また2013年と2014年の2年連続で1000万人以上を貧困から抜け出させるという目標・任務を完成させたと説明している。
注目すべきなのは、2020年までにはあと6年間弱しかなく、貧困者全員の貧困脱却を実現させる目標を完成させたいなら、平均して、今後1年ごとに少なくとも1170万人を貧困から抜け出させねばならないことだ。洪天雲副主任は、次の段階での貧困脱却における任務が重く、プレッシャーも大きいので、措置における突破をはかる必要があるとの見方を示した。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: