首都空港に集中する利用客を分散させるためには、天津空港の路線ネットワーク拡大によるバックアップが必須条件となる。天津空港は、今年の中秋節小連休中と国慶節大型連休中、舟山、ベトナムのニャチャン、カンボジアのシェムリアップとプノンペンなどの国内 国際線を新たに就航させた。また、澳門(マカオ)線や桂林線を増便し、北京 天津 河北エリアの旅客が連休期間中、よりバラエティに富んだ路線や旅行商品を選べるよう便宜を図った。
天津空港からは現在、国内73都市に就航している。首都空港集団副総経理を務める天津空港の閻欣 総経理は、今後の計画について、次の通り語った。
天津空港は来年、国内線をさらに増便し、フライト数を20%増やす方針だ。天津空港はすでに、甘粛空港集団と全面的な戦略協力協議合意書を取り交わしており、蘭州―天津便を増やし、「蘭天空路快速ライン」を開設する。蘭州を中心に、西北地区を網羅することで、天津空港は路線網を中央アジアや東欧諸国にまで拡大させる。また、「蘭天空路快速ライン」は、天津をトランジット空港 ストップオーバー空港として、日本 韓国 東南アジア諸国まで延伸し、「1ベルト、1ロード(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」建設政策の発展に貢献する。
(人民網日本語版)
関連記事: