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平和維持に対する中国の貢献は世界平和への承諾を明らかに示す――エドモンド・ミュレ国連平和維持活動担当事務次長補を特別取材
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-09-26 09:28:15 | 新華網日本語 | 編集: 薛天依

  

エドモンド・ミュレ氏(資料写真)

  【新華社北京9月26日】エドモンド・ミュレ(Edmond Mulet)国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補は近ごろ新華社記者の取材に応じた際、国連平和維持活動の事務に対する中国の貢献は、スタッフであっても装備であっても、いずれも傑出していると言え、「これは世界の平和、安全と安定を維持する事業に参加することについての中国の承諾を明らかに示しています。」と語った。

    ミュレ事務次長補は次のように語った。現在、世界各地では衝突が頻繁に発生し、多くの人々、特に女性や子供は十分に苦しみを受け、助けを必要としています。中国の平和維持事業への投入を人々が目にすれば、中国がこれらの人々の経験してきた苦しみに対し、真に関心を寄せていることが分かるだろう。「中国が繰り広げてきた人間らしさの中の団結や友愛、兄弟のような義理人情は確かに模範と呼ぶことができます。」

    現在、国連は世界に16の平和維持活動( PKO)派遣団を有している。国連の公式データによると、今年6月末の時点で、122カ国から来た10万人以上の平和維持要員が世界各地で平和維持活動に参加しているという。中国は国連安全保障理事会(国連安保理)の5つの常任理事国のうち、最も多くの平和維持要員を派遣している国だ。

    ミュレ事務次長補は、次のように述べた。中国は平和維持要員を派遣して国連PKOに参与するだけでなく、同時に国連PKOの事務のために資金援助を提供し、また安保理のPKO派遣団の任務の制定にも参与しており、派遣団の仕事における促進者だといえる。これ以外にも、中国が派遣する工兵・歩兵部隊および医療チームは、国連PKOの中で重要な力を果たしている。

    今年は国連創設70周年にあたる。70年前、世界反ファシズム戦争の勝利と共に、後世が戦争の惨禍にさらされるのを避けるために、国連は世に現れた。『国連憲章』は現代の国際関係の基本的な準則を確立し、戦争を防止し、平和を維持するための保障メカニズムを構築した。

    1990年、中国は国連の中東平和維持任務区域に5人の軍事監視員を派遣し、国連PKOに初めて参加した。その後、中国の平和維持要員の足取りはカンボジア、コンゴ(民主共和国)、リベリア、レバノンおよびマリなどに広がっている。PKOに参加して以来、中国は平和維持活動の将兵を累計で3万人以上派遣してきた。

    2015年、中国が南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に派遣した歩兵部隊はすでに全面的に任務についており、これは中国が歴史上初めて平和維持活動に向けて派遣した歩兵部隊にあたる。また、中国はすでに国連アフリカ連合ダルフール派遣団(UNAMID)へ向けてリコプター分隊を派遣することを決めており、これは中国航空兵による初の国連PKO 部隊「ブルーベレー(ブルーヘルメット)」への参加となる。

    ミュレ事務次長補は次のように語った。中国が国連 PKOに参加して今年で25周年を迎える。「私は中国の平和維持要員にありがとうの一言を伝え、皆さんが行ってきた貢献に感謝し、また中国が今後も引き続き国連の平和維持のためにいくらかの力を尽くしてほしいと思います。」

(新華網日本語)

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平和維持に対する中国の貢献は世界平和への承諾を明らかに示す――エドモンド・ミュレ国連平和維持活動担当事務次長補を特別取材

新華網日本語 2015-09-26 09:28:15

  

エドモンド・ミュレ氏(資料写真)

  【新華社北京9月26日】エドモンド・ミュレ(Edmond Mulet)国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補は近ごろ新華社記者の取材に応じた際、国連平和維持活動の事務に対する中国の貢献は、スタッフであっても装備であっても、いずれも傑出していると言え、「これは世界の平和、安全と安定を維持する事業に参加することについての中国の承諾を明らかに示しています。」と語った。

    ミュレ事務次長補は次のように語った。現在、世界各地では衝突が頻繁に発生し、多くの人々、特に女性や子供は十分に苦しみを受け、助けを必要としています。中国の平和維持事業への投入を人々が目にすれば、中国がこれらの人々の経験してきた苦しみに対し、真に関心を寄せていることが分かるだろう。「中国が繰り広げてきた人間らしさの中の団結や友愛、兄弟のような義理人情は確かに模範と呼ぶことができます。」

    現在、国連は世界に16の平和維持活動( PKO)派遣団を有している。国連の公式データによると、今年6月末の時点で、122カ国から来た10万人以上の平和維持要員が世界各地で平和維持活動に参加しているという。中国は国連安全保障理事会(国連安保理)の5つの常任理事国のうち、最も多くの平和維持要員を派遣している国だ。

    ミュレ事務次長補は、次のように述べた。中国は平和維持要員を派遣して国連PKOに参与するだけでなく、同時に国連PKOの事務のために資金援助を提供し、また安保理のPKO派遣団の任務の制定にも参与しており、派遣団の仕事における促進者だといえる。これ以外にも、中国が派遣する工兵・歩兵部隊および医療チームは、国連PKOの中で重要な力を果たしている。

    今年は国連創設70周年にあたる。70年前、世界反ファシズム戦争の勝利と共に、後世が戦争の惨禍にさらされるのを避けるために、国連は世に現れた。『国連憲章』は現代の国際関係の基本的な準則を確立し、戦争を防止し、平和を維持するための保障メカニズムを構築した。

    1990年、中国は国連の中東平和維持任務区域に5人の軍事監視員を派遣し、国連PKOに初めて参加した。その後、中国の平和維持要員の足取りはカンボジア、コンゴ(民主共和国)、リベリア、レバノンおよびマリなどに広がっている。PKOに参加して以来、中国は平和維持活動の将兵を累計で3万人以上派遣してきた。

    2015年、中国が南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に派遣した歩兵部隊はすでに全面的に任務についており、これは中国が歴史上初めて平和維持活動に向けて派遣した歩兵部隊にあたる。また、中国はすでに国連アフリカ連合ダルフール派遣団(UNAMID)へ向けてリコプター分隊を派遣することを決めており、これは中国航空兵による初の国連PKO 部隊「ブルーベレー(ブルーヘルメット)」への参加となる。

    ミュレ事務次長補は次のように語った。中国が国連 PKOに参加して今年で25周年を迎える。「私は中国の平和維持要員にありがとうの一言を伝え、皆さんが行ってきた貢献に感謝し、また中国が今後も引き続き国連の平和維持のためにいくらかの力を尽くしてほしいと思います。」

(新華網日本語)

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