2015年9月25日、華爾街見聞によると、中国経済の先行き懸念から投資家の間で韓国株を売る動きが広がっている。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の利上げ示唆発言も加わり、ウォン相場は今週、過去4年で最大の下げ幅となる見通しだ。
中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が09年以来の最低水準を更新。海外投資家による韓国株を売る動きが加速し、今週だけで6億8700万ドル(約830億円)が韓国から海外へ流出した計算だ。さらに、イエレン議長の利上げ示唆が後押しし、ドル相場は過去6週間で最高となっている。
サムスン・フューチャーズの外為アナリストは「イエレン議長発言でドル高は継続するだろう」と予測する。韓国の輸出関連企業は週末を前に、ドルを買って一層のウォン安に備える動きを見せている。1ドル=1200ウォンを超えた場合は、韓国政府が市場介入する可能性があるという。
(新華網日本語)
本記事はRecord Chinaに権限を授けられて掲載したもので、記事内容は筆者個人の観点だけを代表します。著作権はRecord Chinaと新華綱日本語に帰属しています。転載する際に出所を明示してください。
関連記事: