中国のチャイナ・テレコム、チャイナ・ユニコム、チャイナ・モバイルといった通信企業の大手3社はまもなく、データ通信量残量の繰越措置を講じることになります。
通話料とデータ通信料を節約するため、コースを選ぶユーザーが多くいます。これまでにコースを利用する場合、契約した当月のデータ通信量の残量は来月になるとゼロになります。
新しい措置によりますと、ユーザーの当月の残量は次の月に繰り越し、引き続き使うことができますが、再来月に繰り越してはいけません。
新しい措置の導入は中国通信企業の業績にある程度影響を与えると予測されます。
4G通信の普及につれて、中国人の携帯電話によるデータ通信量が大きく増えています。中国工業情報化省は「2015年の1月から8月にかけて、一人当たりの毎月のデータ通信量は340.8Mで、前年比86.8%増えた」と発表しました。
(中国国際放送局)
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