中国社会科学院は21日、北京で経済青書を発表し、2015年中国の国内総生産(GDP)の成長率は7%を下回ると予想しています。これは、労働力の減少、投資の成長率の低下、需要構造の変化が主な原因と見られています。
中国社会科学院経済所と社会科学文献出版社が発表した『経済青書夏季号:中国経済成長報告(2014――2015)』は「2014年第4四半期のGDP伸び率は前年同期比1.4%増で、5年間の最低を記録した。2015年第1四半期のこの数字は1.3%で、第2四半期は1.7%だ」と明らかにしました。その上で、国家統計局の最新データを引用し「2015年上半期の経済成長率は7%である。もし第3四半期の数字が第2四半期とほぼ同じなら、2015年下半期の経済成長率は更に低くなり、年間の経済成長率は6.9%になるだろう」としました。
(中国国際放送局)
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