南京初のアップルストア(アップル直営店)が19日、虹悦城ショッピングセンターにオープンした。全国各地から集まった数百人の「アップルファン」は、17日正午から列を作っていた。徹夜用の装備を持参した彼らは、街角のひとつのシーンとなった。揚子晩報が伝えた。
「直営店オープンの日に駆けつけないと、『アップルファン』の醍醐味を経験できない」という人もいる。虹悦城にできたアップルストアの開店日時は、19日午前10時だった。同日午前7時ごろ、虹悦城第一ビルには、すでに数十人の「アップルファン」が並んでいた。午前8時になると、列に並ぶ人は数百人に膨れ上がっていた。
列はこれだけではなかった。虹悦城内部には、さらに145人が並んでいた。これら生粋の「アップルファン」は、17日正午から並び始め、ショッピングセンターで泊まっていたのだ。現場に混乱が起きないよう、夜間には30数人の警備員が持ち場につき、翌朝には100数人に増員された。
19日午前8時40分、ショッピングセンター内部では、数回折れ曲がった列ができていた。最前列の10人は、北京や天津からはるばる駆けつけていた。北京から来たというJerryさん(17)は、「アップルファン歴3年になる。アップル製品は全て持っている。今回、南京まで来たのは、製品を買うためではなく、並ぶ楽しみを味わうためだ。お互い顔見知りの『アップルファン』は、普段はお互いほぼ会えないので、こんな時は集まれる絶好のチャンスだ。徹夜など何でもない。お喋りしていたら時間は瞬く間に過ぎてしまう」と、少し照れながら話した。
このようなコメントは、一部のアップルファンでない見物人を驚かせた。徹夜さえも楽しみとは・・・。
これらの熱烈「アップルファン」のほとんどは、マット、リュックサック、携帯食、自分撮り神器など、必要な装備を完璧に備えていた。あるファンは、「徹夜で並んでいる時、アップルストアは専用のエリアを用意してくれた、また、Wi-Fi、水、コンセントなども提供してくれた」と話した。
(人民網日本語版)
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