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抗日戦争勝利の日の閲兵式、中国が歴史を伝え平和を守る決意をはっきりと示す
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-08-31 16:03:20 | 新華網日本語 | 編集: 吴寒冰

 【新華社北京8月31日】中国では9月3日に抗日戦争勝利記念日の初の閲兵式が行われる。軍事専門家や受閲の将兵は、今回の閲兵式は中国の抗戦精神の発揚、自信の向上、また国際社会と共に世界平和を守る決意をはっきりと示すものとみなしている。

 中国国家安全フォーラムの副秘書長、彭光谦少将は、今回の閲兵式の意義は、中国の抗戦における不滅の貢献をはっきりと示し、すべての民族の異なる政治力の一致性を強調し、国際社会と共に世界平和を守る決意を明らかにすることにあるとみなしている。

 今回の閲兵式のテーマは抗戦の偉大な勝利を記念し、抗戦の偉大な精神を発揚し、民族の偉大な復興を実現する、だ。

 アナリストは、抗日戦争英雄模範部隊の名によって命名された受閲の方隊にしても、国共両党の抗戦老兵が共に受閲するにしても、いずれもあの時代にすべての民族が一致団結して抗日に立ち上がり、国を救った英雄の気概をより多くの人々に覚えさせ、成果の獲得が容易でない今日の平和を認識させるだろうとみなしている。

 また、抗日戦争勝利記念日の閲兵式には、ある程度の現実的な意義もある。彭光谦少将は、第二次世界大戦が終結して70年がたってから、国連を主導とする国際秩序が挑戦を受けており、日本が戦争の侵略性を否定し続けていると考えている。

 今回の閲兵式に参加する外国軍および外国の指導者らはとりわけ注目されている。記念活動に招かれて出席する予定の外国の指導者は30名で、政府代表19名や国際組織の指導者10名も出席する見通しだ。11カ国が閲兵式に参加する方隊を派遣し、6カ国が閲兵式に参加する代表隊を派遣し、また14カ国が軍視察団を派遣する予定だと紹介されている。

 これまで14回にわたる中国の国慶節の閲兵式では、外国軍が姿を現したことはなかった。中国国防大学の公方彬教授は、次のように述べている。そのうちの一つの理念とはつまり、世界とより緊密な繋がりを求めることだ。抗戦ということは中華民族のすべての民族のものであれば、また世界反ファシズム戦争における重要な一部分でもある。抗戦への強調を通して、中国が世界の他の平和を愛する国や人民とのこもごも至る交流を強化することができるだろう。

 

(新華網日本語)

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抗日戦争勝利の日の閲兵式、中国が歴史を伝え平和を守る決意をはっきりと示す

新華網日本語 2015-08-31 16:03:20

 【新華社北京8月31日】中国では9月3日に抗日戦争勝利記念日の初の閲兵式が行われる。軍事専門家や受閲の将兵は、今回の閲兵式は中国の抗戦精神の発揚、自信の向上、また国際社会と共に世界平和を守る決意をはっきりと示すものとみなしている。

 中国国家安全フォーラムの副秘書長、彭光谦少将は、今回の閲兵式の意義は、中国の抗戦における不滅の貢献をはっきりと示し、すべての民族の異なる政治力の一致性を強調し、国際社会と共に世界平和を守る決意を明らかにすることにあるとみなしている。

 今回の閲兵式のテーマは抗戦の偉大な勝利を記念し、抗戦の偉大な精神を発揚し、民族の偉大な復興を実現する、だ。

 アナリストは、抗日戦争英雄模範部隊の名によって命名された受閲の方隊にしても、国共両党の抗戦老兵が共に受閲するにしても、いずれもあの時代にすべての民族が一致団結して抗日に立ち上がり、国を救った英雄の気概をより多くの人々に覚えさせ、成果の獲得が容易でない今日の平和を認識させるだろうとみなしている。

 また、抗日戦争勝利記念日の閲兵式には、ある程度の現実的な意義もある。彭光谦少将は、第二次世界大戦が終結して70年がたってから、国連を主導とする国際秩序が挑戦を受けており、日本が戦争の侵略性を否定し続けていると考えている。

 今回の閲兵式に参加する外国軍および外国の指導者らはとりわけ注目されている。記念活動に招かれて出席する予定の外国の指導者は30名で、政府代表19名や国際組織の指導者10名も出席する見通しだ。11カ国が閲兵式に参加する方隊を派遣し、6カ国が閲兵式に参加する代表隊を派遣し、また14カ国が軍視察団を派遣する予定だと紹介されている。

 これまで14回にわたる中国の国慶節の閲兵式では、外国軍が姿を現したことはなかった。中国国防大学の公方彬教授は、次のように述べている。そのうちの一つの理念とはつまり、世界とより緊密な繋がりを求めることだ。抗戦ということは中華民族のすべての民族のものであれば、また世界反ファシズム戦争における重要な一部分でもある。抗戦への強調を通して、中国が世界の他の平和を愛する国や人民とのこもごも至る交流を強化することができるだろう。

 

(新華網日本語)

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