ドイツ連邦議会は19日、ギリシャへの新たな支援案を賛成多数で採択しました。ドイツはこれまで、ギリシャ支援に900億ユーロ近くを拠出しており、この支援案はメルケル首相所属の保守党の一部メンバーから反対されています。
これは過去5年間ドイツ議会で採択されたギリシャ支援案として3番目のものになります。一部の議員はこの支援計画に不満がありますが、その理由は2つあります。1つは「いかにしてお金を無駄に使わないか」強く疑います。とりわけ、メルケル首相所属の保守党からの不満です。もう1つは、議員は国際通貨基金(IMF)が新たな支援計画に参加しないかと懸念しています。これに対しメルケル首相は「IMFがこれに参加すると確信する。その代わりにIMFがギリシャの債務減免をドイツに求めていることに交渉の余地がある」と表明しました。
(中国国際放送局)
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