中国の楊潔チ国務委員は13日、北京で、イギリスのハモンド外相と共に中英戦略対話を行いました。双方は、中国の習近平国家主席の訪英を契機に、両国関係の新たなページを開くことで合意しました。
楊国務委員は「イギリスの女王エリザベス2世の招きに応じ、習国家主席がイギリスを公式訪問する。両国関係の今後の発展に対して指導的な役割を果たすもので、歴史的な意義を持っている」と強調しました。
また、「中国とイギリスが全面的な戦略的パートナーシップを結んでから、今年で11年目となった。イギリスには、より前向きで開放的な中国政策を実施するよう期待している」と述べました。
さらに、楊国務委員は、今年が世界反ファシズム戦争勝利70周年および国連創設70周年であることにも触れ、「イギリスを含む国際社会と共に第二次世界大戦の成果を守り、『国連憲章』の主旨と原則を堅持し、協力共栄を中心とする新たな国際関係の構築を推進していきたい」と話しました。
ハモンド外相は「今年は習主席の訪英により、英中関係にとって重要な年になる。訪問を成功させるために、イギリス政府は準備を進めており、今後も中国側と密接に協力したい。訪問を通じて、両国関係を新たなレベルに高めていきたい」と述べました。
(中国国際放送局)
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