【新華社北京8月13日】米サンフランシスコ市議会は来月一つの議案を審議する予定で、それが日本が前世紀に「性奴隷20万人の強制連行」を明確に指摘し、また歴史を記念するために、サンフランシスコに「慰安婦」像或いは記念碑を1基設置することを支持している。
サンフランシスコの姉妹・友好都市として、日本・大阪市政府はサンフランシスコ側に書状を送り、議案の成立を阻止する計画だ。
共同通信社は11日大阪市政府の多数の高官の話を引用し、次のように報じた。書状は9月8日、即ちサンフランシスコ市議会が議案を審議し始める前に送られる見通しだ。日本側は書状で、この議案が友好都市の関係を損ね、更には日米間の関係にも影響を及ぼすだろうと伝えている。
橋下徹大阪市長は2013年に史実に基づいた言論を公の場で否定し、日本軍は「慰安婦」を強制連行しておらず、また「慰安婦」制度は日本軍の軍紀の維持には「欠かせない」と公言している。
橋下市長の言論はサンフランシスコ側の強い批判を受けた。サンフランシスコ市長のエドウィン・リー(李孟賢)氏は、橋下市長の態度により「失望」し、且つ「感情を害した」と述べている。当市の女性地位局長で姉妹都市協会委員のエミリー・ムラセ氏は、橋下市長に直ちに措置を講じ、彼の「扇動的言論」により引き起こされた損害を修復し、そして「慰安婦」の強制連行が「人類に非常に大きな傷や深刻な人権侵害」をもたらしたことを公の場で認めるよう促した。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: