【新華社クアラルンプール8月7日】一連の東アジア外相会議期間の6日に、フィリピン外相が中国の南中国海政策を攻撃し、中国を標的にする仲裁案を鼓吹した。日本の外相がフィリピンを支持し、いかなる人工の島礁では合法的権益は生まれないと称した。中国の王毅外交部長は即席で中国の立場を全面的に説明し、的を射てフィリピンと日本の発言に反論した。
王毅外交部長は今日の午前の東アジアサミット外相会議から東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム外相会議まで、一部の国家は発言の中で南中国海問題を提起した。各方面の理解の支持を得るために、中国側は真相を公にして、道理を明らかにする必要がある。
まず、南中国海の情勢は全体的に安定していて、重大な衝突が起きる可能性はない。だから、中国側は分岐を誇張して述べ、対立を大げさに言い、緊張な雰囲気を作り出すいかなる非建設的な言行に反対し、これはいずれも実際の状況に一致しないためだ。
中国側は南中国海での航海の自由に対して同じく関心を持っている。中国の大部分の品物の運送は南中国海を経由し、南中国海での航海の自由は中国にとって同じく非常に重要なことだ。中国側は一貫して各方面が国際法に基づいて南中国海で航海と飛行の自由を享有することを主張している。今まで、南中国海での航海の自由が影響された事情は一件も起こったことはない。中国側は各方面と共に、引き続き南中国海での航海と飛行の自由を守りたい。
南沙島礁に関する争議については、これは古い問題だ。南中国海諸島は中国の領土だ。中国が南中国海諸島を発見し、名付けてから二千年も経った。今年は第二次世界大戦勝利70周年にあたる。70年の前、中国は『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』に基づき、法に照らして日本に不法に侵略し占拠された南沙諸島と西沙諸島を取り戻し、主権の行使を回復した。その南沙と西沙諸島を取り戻した当時に使用した軍艦は同盟国の米国が提供したのだった。上述の歴史事実は、そちらの各国の保存書類には記載があるはずだ。前世紀70年代まで、南中国海には石油があると報道されてから、一部の国家は島礁を侵略し占拠し始め、中国の合法な権益が損なわれた。国際法に基づいて、中国には自国の主権と権益を守る権力があり、中国の合法な権益を蚕食する不法な行動が再び現れることを許さない権力がる。(翻訳・編集/薛天依)
(新華網日本語)
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