【新華社北京8月7日】東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と中日韓3カ国(10+3)の外相会議が6日にマレーシアのクアラルンプールで行われた。中国外交部の王毅部長が出席した。
王毅部長は次のように表示した。10+3における次の一歩は三つの共同体の建設を支持することに重点に置くべきだ。一つ目はASEAN共同体の建設を支持すること。二つ目は東アジア経済共同体の建設を支持すること。三つ目はアジア運命共同体の建設を支持すること。
王毅部長は本地域の平和、安定と発展の維持に更なる貢献を果たすために、中国側は次の6つの提案を提出すると述べた。 第一は自由貿易区の建設。年内に「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」の実質性のある交渉プロセスが完成できるよう努力する。
第三は農業の協力だ。『東アジア貧困削減提言』を切実に行う。
第四はインフラと工業産能協力を強めること。中国側は自発、平等、互恵の基礎の上に、東南アジア国家に各国経済社会が発展するための最も必要なインフラを提供し、鋼鉄、非鉄金属、建築材料、電力、通信などの重要な業界と分野で協力を強める。
第五は海洋の協力だ。中国ーASEAN海洋協力年の活動を上手く行い、東アジアの海洋協力プラットフォームを早速作る。
第六は人文の協力だ。観光、教育、文化、新聞などの部長会議メカニズムの発展を積極的に促進する。(翻訳・編集/呉寒氷、王珊寧)
(新華網日本語)
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