中国の王毅外交部長は5日、クアラルンプールで中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)(10+1)外相会議に出席した際、より緊密な中国-ASEAN運命共同体を構築し、中国-ASEAN(2+7」協力枠組みを推進すると同時に、中国-ASEAN協力をより深める10の提案をしました。
この10の提案とは、1)来年の中国とASEANの対話関係締結25周年の記念活動を企画すること、2)『中国-ASEAN平和と繁栄の戦略的パートナーシップ合同宣言に向けた行動計画(2016-2020)』の制定を完了すること、3)作業グループを設け、「中国-ASEAN国家善隣友好協力条約」の締結を検討し、法律の形で確定すること、4)生産能力向上に向け国際協力を行うこと、5)相互連結を推進し、『中国-ASEAN相互連結全体計画』の制定を検討すること、6)今年の「中国-ASEAN海洋協力年」活動を行うこと、7)サブ地域の発展を共に推進すること、8)『東南アジア非核兵器地帯条約』議定書の調印を出来るだけ早く実現すること、9)防衛協力を強化すること、10)共同で南海の平和と安定を維持し、争議に善処することなどです。
(文字/中国国際放送局 写真/新華網日本語)
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