【新華社北京8月5日】中国商務部の瀋丹陽報道官は4日、TPP(「環太平洋戦略的経済連携協定」)が透明で開放的な態勢を維持し、当地域の他の自由貿易と相互促進の段取りをつけ、アジア太平洋地域における貿易及び投資の自由化と利便化のために共に貢献できるよう望んでいるとの見解を示した。
「7月31日に終了したTPP閣僚級会合では、交渉時に残した問題が最終的には全てを解決できなかったことに我々は気づいています。」と瀋報道官は定例記者会見で述べている。
瀋報道官は次のように表明した。「環太平洋戦略的経済連携協定」は現在、アジア太平洋地域の最も重要な自由貿易区交渉の一つであり、当地域の一部の重要な経済体に関わっている。一旦達成すれば、世界的な貿易・投資のアーキテクチャやアジア太平洋地域の経済一体化のプロセスに対し深い影響が生じる見通しのため、中国側はTPPの交渉プロセスに注目し続け、また交渉の進展状況に対しても評価を行っている。
(新華網日本語)
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