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2015年8月4日、四川省大凉山の小学校に通う4年生の児童が書いた作文が、中国のインターネット上で話題になっている。
新浪によると、作文を書いたのは少数民族イ族の女の子でタイトルは「涙」。4年前に父が他界してから、懸命に食べさせようとしてくれた母が病気で倒れる。病院に運んで入院させるも、母は「家に帰りたい」と話す。母を家に連れて帰って寝かせ、ご飯を作って母を呼びに行くと、母はすでに息をしていなかった、という内容だ。この作文は「世界で最も悲しい小学生の作文」として、ネットユーザーの涙を誘っている。以下はコメントの一部。
「泣いた」
「あなたのこれからの人生に、これ以上災難が訪れませんように」
「なんだか急に、世間に対する不満が無くなってしまった」
「私は時々、自分の堕落を感じる。世界にはこんなに多くのかわいそうな人たちがいるのに、今の生活を大事にできていないから」
「小学4年生の時、全校で大凉山への募金活動を行った。もう高校を卒業したが、状況は全く改善されてないんだな」
(新華網日本語)
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