【新華社北京8月5日】わずか数ヶ月のうちに、東北・吉林省にある中車長春軌道客車股份有限公司(以下、「長客」と称す)は中国の国家指導者、習近平主席と李克強総理のそれぞれの視察を迎えることになった。
この企業が生産する軌道車両関連製品は、すでに世界十数カ国、地域をカバーし、自主研究・開発した高速台車、ネットワーク制御技術、「動車組」(新幹線型車両)のアルミニウム合金製の車両前頭部といった高速鉄道のコア技術は、世界のトップクラスに身を置いている。
先進技術の導入からコア技術の完全な自主的創造革新まで、多くの製品が長客に巨大な「技術ボーナス」をもたらしている。長客の革新的な技術発展は、「中国制造」が「中国智造」(イノベーテッド・イン・チャイナ)へと向かう縮図だといえるだろう。 2003年以前には、長客の都市鉄道車両の牽引、ブレーキなどの重要なシステムは、ほとんど全てを輸入に頼っていた。しかし今では、国産部品が主流で、当時組み立てたまま車両そのものを輸入していたモノレール車両は、今ではその国産化率も95%に達しているという。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: