【新華社北京7月22日】中国外交部の陸慷報道官は21日に日本が発表した2015年版「防衛白書」について記者の質問に答えたとき、次のように述べた。日本の新版白書は再び事実を顧みず、中国の通常の軍事力発展と海洋活動にとやかく言い、悪意をもって、いわゆる「中国の脅威」を誇張し、人為的に緊張をつくり出しているとした。中国側は強い不満と断固とした反対を表明する。
ある記者から次のように質問した。7月21日、日本内閣会議が2015年版「防衛白書」を審議して採択し、また発表した。その中では中国に対する非難が何箇所もあった。中国側はこれにどう評価するか。
これに対して、陸慷報道官は次の四点を強調した。第一に、中国は平和発展の道を歩くことを堅持している。防御性の国防政策を施行し、戦略意向は透明である。第二に、中国は一貫して国際法と関連のある国内法に基づき、正常な海洋活動を展開している。第三に、釣魚島(日本は尖閣諸島と言う)は古来より中国の固有領土である。第四に、地区と世界の平和と安定を維持するのは大の流れであり、人々の望みでもある。我々は日本側に人為的に緊張を作り出すことと矛盾・対立を挑発することを停止し、地区の平和と安定に有利なことを多くするよう促す。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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