【新華社香港7月14日】外交部駐香港特派員公署の宋哲特派員は、香港のメディアの取材を受けた際に、「一帯一路」建設とアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の推進は、国家外交の将来的な一時期における重点であり、香港にとっても得難い機会と言える。香港は国の開放に向けて積極的な貢献を果たすことができ、国もまた、香港のためにより多くの機会を提供できると考えている。
宋哲特派員は13日に掲載された記事で、次のように表明した。香港は地域の優位性を発揮し、中国大陸部と東南アジア各国を結ぶ重要な支点になることができる。国際金融、貿易、海上運輸のセンターとしての優位性を発揮し、関係分野で「一帯一路」及びAIIBの設立に積極的に参与する。管理の優位性を発揮し、橋梁としての役割を担う。
宋哲特派員はまた、次のように述べた。「一帯一路」提唱の推進は、今年の国家外交の重点になる。「一帯一路」構想は十分に壮大で、内容が非常に豊富で、開拓性、伝承性、時代性、相互補完性、包容性などの多くの特徴を備えのている。「一帯一路」は、中国の提案で、関係国に共通する機会でもあり、この提唱がますます多くの実質的な成果を生み出すことを期待している。
宋哲特派員はまた、次のように提起した。6月29日、『アジアインフラ投資銀行協定』の調印式が北京で行われた。2013年10月にAIIB設立を提唱して以降、アジアと地域外の国から幅広い歓迎と賛同を受け、積極的な参与が表明された。これはAIIBが中国外交の新理念、新構想、新目標を体現し、それぞれの発展段階にある国にとって、ウィンウィンの選択になるからだ。
(新華網日本語)
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