中国税関総署が13日発表したデータによりますと、6月の輸出が前年同期比でプラスに転じ、その額は1兆1700億元で、2.1%の増加となりました。4月と5月、前年割れが続きましたが、6月に著しく好転したことになります。
一方、輸入額は8906億7000万元で、前年同期比で6.7%下落しました。貿易黒字は2842億元で、45%拡大しました。
上半期、輸出入総額は11兆5300億元で、6.9%減少しました。そのうち、輸出額は6兆5700億元で、0.9%の増加、輸入額は4兆9600億元で、15.5%の減少です。貿易黒字は1兆6100億元にのぼり、1.5倍拡大しました。
税関総署の黄頌平報道官は「世界経済は依然として調整中で、全体としての回復は弱く、需要不振で、見通しは不明瞭だ。また、国内経済も下押し圧力に直面する中、輸出入総額は減少したものの、対外貿易は全体として安定して良い方向に向かって発展している」と述べました。
(中国国際放送局)
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