【新華社ロシア・ウファ7月10日】7月9日、第7回BRICS首脳会議がロシア・ウファで行われた。中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、ブラジルのルセフ大統領、インドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領が出席した。5カ国の指導者は「BRICS諸国のパートナーシップ」というテーマをめぐって、当面の国際情勢やBRICS諸国の協力について見方を交換し、広範なコンセンサスに達し、実り多い成果を獲得した。
習近平主席は『パートナーシップを共に構築し、素晴らしい未来を共に創造する』というテーマの基調演説を発表し、中国側は各当事者と共に、BRICS諸国の協力を絶えず深く着実に行うよう共同で促進し、世界の平和と発展のために大きな貢献を作り出してゆきたいと表明した。
習近平主席は、BRICS諸国のパートナーシップを強化するには、以下のいくつかの方面について努めるべきだと強調した。
第一に、世界平和を維持するパートナーシップを構築すること。
第二に、共同発展を促進するパートナーシップを構築すること。
第三に、多元的文明を発揚するパートナーシップを構築すること。
第四に、グローバル経済ガバナンスを強化するパートナーシップを構築すること。
グローバルな政治と経済の問題を討論した際、習近平主席は次のように強調した。グローバル経済ガバナンスを改革・改善するには、より多くの国々がBRICS新開発銀行、応急的備蓄の手配、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」、アジアインフラ投資銀行、シルクロード基金といった提案を支持してくれるよう推進し、世界経済の成長や国際金融システムの改革のために原動力を提供するべきだと強調した。
(新華網日本語)
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