【新華社北京7月10日】中国人民解放軍の初の国家安全戦略シンクタンクとなる『中国国家安全問題研究センター』が9日、国防大学に設置された。
同センターの指導チームのサブリーダーを務める国防大学戦略教育研究部の任天佑主任の説明によると、全軍の最高軍事学府の策定とコンサルティングの作用をより十分に発揮するため、国防大学が軍内外の資源の全体計画を行い、中国軍隊初の『中国国家安全問題研究センター』を設置した。
同センターは中央委員会と軍隊本部職能部門の指導のもとで、各種業務を積極的に展開する。主に次の点が挙げられる。校内外の国家安全資源の整合をより一層強化し、教育研究部門間の連携を促進し、学科の枠を越えた関連研究を推進すること。エネルギーを集中させ、中国が直面する重大で現実的な安全問題の難題を攻略し、中央委員会と軍事委員会本部に対して、『中国国家安全年度報告』の作成を含める提言を提出すること。ハイエンドフォーラムの形式で国家安全問題の年次総会を定期的に開催し、情勢と必要性に応じて、特別小型シンポジウムなどを不定期に開催すること。
(新華網日本語)
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