アメリカのルー財務長官は8日、ワシントンのシンクタンクであるブルッキングス研究所で「ギリシャの債務危機にはまだ解決策がある。そのためには関係各方面が政治面の障害を乗り越え、ギリシャ債務の再編について同意し、ギリシャをユーロ圏に残留させる必要がある」と話しました。
ルー財務長官はまた「国際通貨基金(IMF)のギリシャの債務は持続不可能な水準だという判断に賛成だ。ギリシャには経済成長の実現と債務の持続可能性を取り戻すことを可能にする支援策が必要だ」と話しました。
ルー財務長官はさらに「向こう数日間、関係各方面が信頼関係を築き上げ、ギリシャに改革措置をとるよう促し、ヨーロッパ諸国がギリシャの債務再編に協力するかどうかに注目すべきだ」と分析しました。
(中国国際放送局)
推薦記事: