:
特別寄稿:歴史否認が全世界に討伐される——七七事変78周年に際して書き記し
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-07-08 11:20:17 | 新華網日本語 | 編集: 谢艳

  歴史を否認できない

  この時期の中国人民が慎重に心に留めてきた血と涙の歴史が日本の右翼分子によって身勝手に改ざんされた。彼らは日本は各種「陰謀論」を杜撰・拡散し、七七事変及び中日全面戦争勃発の責任を中国に転嫁した。

  安倍首相は最近、今年8月に発表する「安倍談話」は個人的な談話形式であり、閣議決定を受けて発表するのではないと示唆した。これに対し、日本の歴史学者である明治大学の山田朗教授は、次のように指摘した。「首相が政府を代表して発表する『安倍談話』は、どうやっても私的な談話とみなすことはできない。」山田朗教授はまた、その理由から国際社会は安倍首相の「個人」的談話とは受け止めず、安倍首相の日本を代表した談話とみなされるため、安倍首相の説明は「国際社会から受け入れられない。」と指摘する。

  歴史は未来を照らす

  4月29日、安倍首相は訪米中の演説で「侵略」、「植民地支配」について触れず、「謝罪」にも言及しなかった。この動きは国際社会により大規模な「討伐」を招いた。5月初旬、国際的に有名な歴史学者187人が安倍首相に宛てて連名で公開状を発表し、日本政府に「慰安婦」問題について明確に謝罪するように促し、この話題を「否認」する、又は「重要な事を些細な事に変える」姿勢を「受け入れ難い」と強調した。

  その後、さらに米国、オーストラリア、欧州、ラテンアメリカ諸国などの著名な学者269人もこれに加わった。賛同者には歴史学者だけでなく、政治学者、作家、宗教研究者なども含んでいる。

  歴史を忘れることは許されず、歴史は未来を照らす。歴史を正しく認識してはじめて、日本の未来がある。侵略の歴史を否認し続けるならば、誤った道をますます遠くまで突き進み、行き止まりで世界中の人々からの討伐を受けるだけだ。

 

(新華網日本語)

 当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

 

関連記事:

安倍政権の歴史認識は後退しつつある—日本の歴史家、山田朗氏を特別取材

日本の政治評論家森田実氏:日中両国の国民の交流を絶えず推進し、拡大する 

評論:中国の新国家安全法は国際的慣例に合致する

世界信用格付けフォーラム:人類の格付け史上の新たな起点に

 

   1 2  

010020030360000000000000011100381343929061