【新華社西安7月15日】「彼らは何故、延安に行ったのか。」と平和な時代に生まれ育った中国の青年に時代を越えた問いかけに対して、中国共産党が指導する中国共産主義青年団（共青団と略称する）が、彼らは「潮（流行の意味）」だから、と答えた。
これは共青団中央委員会のマイクロブログ、微信で７日、放映された短編映像『延安に潮のように押し寄せる』の序言で、同時にスタートした全国優秀青年代表の「抗戦の道を再び辿る」活動は、西安から出発して延安に向かい、１３日に全日程を終えた。
この質問への従来の答えだった「理想と信念のために」と比較すると、「潮」は「９０年代生まれ」の人々にに受け入れられ易い。即ち、民族の危機を前に、抗日に立ち上がり、国を救ってはじめて「潮男」だという考え方だ。
３４歳の党婕睿さんは、「抗戦の道を再び辿る」青年団体のメンバーで、延安楊家嶺革命旧跡の解説者でもある。党婕睿さんは、「これは時空を越えた対話で、我々は抗戦の道で先代たちと期せずして対面する。」と述べ、また次のように述べた。時代がどのように変化しても、我々は延安で現実問題に対する答えを探しだすことができる。それは、抗日、国を救うにしても、大衆による起業、万民によるイノベーションにしても、いずれも刻苦して奮闘する必要があり、それは結局は人民に奉仕することで、これがまさに延安精神の重要な内包と言える。
一部のアナリストは、主宰者がインターネットのポジティブエネルギーに対する個人の体験をますます重視し、大量の事実によって虚偽情報と悪意で誹謗する空間を圧縮していると分析する。
オーストラリア国立大学の国際政治戦略博士の雷希穎さんは、公的な情報発信構想が変化しつつあり、多元的な内容が出現したことや、オンラインとオフラインの相互交流がより多くの一般の人々を引き付けて体験的な「講座」をさせている。
（新華網日本語）
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