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オレンジジュースと皮膚がんとの関連性があるか
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-07-03 13:49:22 | 新華網日本語 | 編集: 谢艳

   【新華社北京7月3日】オレンジジュースを飲みながら日光浴をするのが好きな人は注意した方がいい。米国ブラウン大学皮膚医学部のアブラエル·キュアシール主任は『臨床腫瘍学雑誌』に次のような論文を発表した。同主任は同僚と女性6万3千人の女性と男性4万1千人を対象に、1980年代から2010年までの健康記録を研究し、この20年余りの間に計1,840人が最も深刻な皮膚がんの一種である悪性黒色腫を患っていたことを確認した。研究員は、毎日、1杯以上のオレンジジュースを飲む人はがんになるリスクが25%上昇し、1週間に4つ以上のグレープフルーツを食べる人のがんになるリスクは、グレープフルーツを食べない人に比べて41%上昇する。キュアシール主任は次のように説明した。これはおそらく柑橘類の果物にプソラレンとフロクマリンが含まれるため、これらの化学物質によって皮膚が太陽光線に過敏になるためと考えられる。一方で、この結果はオレンジジュースとグレープフルーツが皮膚がんを誘発するという意味ではない。研究員はさらに、オレンジを食べ、グレープフルーツジュースを飲んでも皮膚がんとの関連性はないという面白い発見をした。キュアシール主任は次のように指摘した。さらに詳しい研究結果が発表されるまでは、飲食習慣を変えることを勧めない。これらの2種類の果物はどちらも身体に有益なものだ。頻繁にオレンジジュースを飲み、グレープフルーツを食べる人は特に日焼け防止に注意し、太陽の日差しが強い日の外出時は日焼け止めクリームを塗り、帽子をかぶり、日焼け用の服を着れば済むことだ。

 

(新華網日本語)  

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