「武漢熱乾麺」(インスタント式)の地方基準がこのほど湖北省衛生・計画出産委員会により発表され、今年12月25日に施行される。
湖北省衛生・計画出産委員会は30日に記者会見を行い、「武漢熱乾麺」など4項目の食品安全の地方基準を説明した。「武漢熱乾麺」(インスタント式)の標準として▷伝統技術と風味を最大限に維持する▷小麦粉を主原料とすることを明確にする▷食塩、炭酸ナトリウムその他の補助材料の適度な添加▷混合・圧延・成形・熱風などのノンフライ技術により製造▷ゴマだれや調味料のパックを包装する前に加える。
熱乾麺が美味しいかどうかは、ゴマダレがカギを握っている。基準の規定では、ゴマを原料として、またはピーナッツバター、大豆粉、植物油、食品添加物などの半固形型食品調味料及び香味料と、ゴマ(固形)成分は50%以上を加えることとなっている。
武漢熱乾麺の三大特徴「ノンフライ」「アルカリ性麺」「熱処理乾燥」を踏まえて、PH値、脂肪含有量、酸価、アフラトキシンやその他の指標を設定し、生地のPH値は7.2から9.2の範囲内に規定している。
湖北省衛生・計画出産委員会の責任者は「湖北省の市場では、製品名として「武漢熱乾麺」が付く事前包装食品は、この基準の規定に合致しなければならない」と語った。 専門家は「アルカリ性麺は長期にわたり主食として食べないほうが良い。特に、消化器官潰瘍の患者、胃酸分泌が不十分な人、消化能力が弱い子供と高齢者は控えたほうがいい」と提言した。
(人民網日本語版)
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