第6回中米人文交流ハイレベル協議は大きな成果を獲得し、双方は教育、文化、衛生など7つの分野の全119項目の協力合意を達成した。その中で、第2回中米青年アイデア・メーカーコンテスト(CHINA-US YOUNG MAKER COMPETITION)や第2回中米大学学長フォーラムおよび第7回中米女性指導者交流対話会などの先導的・模範的プロジェクトがすでに全面的にスタートし、中米の人文交流の奥行きや幅を大きく広げさせることができた。
また、双方はまた、2国間の医療衛生交流におけるインタラクティブの向上や、野生動植物の密輸組織の掃討などの話題を交流内容に初めて組み入れ、またクリーン燃料をどう利用するかやエネルギーと環境技術の改善を、今後重点的に注目を集める議題に組み入れる見通しだ。
上記の成果は、双方の人文交流が内包をより豊かにし、行動をより実務的にするという良好な局面に入っており、両国の人文交流と協力が構造化と常態化の軌道への踏み出しを一層推進したことを示している。
人文交流の分野では、教育交流の成果が際立っている。現在、49万人の中国人青年が米国で勉強し、10万を上回る米国人青年が中国へ来て勉強している。また、中米双方はすでに米国で孔子学院107ヶ所と孔子教室451ヶ所の設立を提携し、学生登録は30万人に達したという。
中米人文交流ハイレベル協議制度の発展は今に至るまで、両国関係や両国人民の友好交流を推進する重要な支柱となっている。双方による入念な心配りと育成の下、中米の人文交流という大きな木が、きっとより実り多い成果を結び出し、中米の新型大国関係の民意と社会の基礎を更に築き上げると信じている。
(新華網日本語)
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