:
中米戦略・経済対話はどんな成果を上げたのか
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-29 10:23:19 | 新華網日本語 | 編集: 谢艳

 

  【新華社北京6月29日】新華社新華国際のクライアント端末によると、第7回中米戦略・経済対話及び第6回中米人文交流ハイレベル協議が24日、米国の首都ワシントンで閉幕した。  

   アナリストは、中米双方は3つの軌道の多数の重要議題をめぐり、率直に交流し、中米間の戦略的相互信頼を増進し、相違点の管理・コントロールを行うことにプラスになり、中米の新しい大国関係の建設は、また着実な一歩を踏み出したと分析している。

   戦略軌道:相互信頼の増進、相違点の管理・コントロール

   今回の対話の戦略的枠組みのもとで、中米双方は率直かつ実務的で建設的な雰囲気で、共通して関心を寄せる戦略的安全保障、総合的安全問題について、深層から意見交換を行ない、関係問題について対話と疎通を維持し、戦略的信頼を増進し、安定した中米戦略における安全保障関係の構築を推進することを決定した。

   中米両国は計9つの分野で、120項目余りの成果と共通認識に達し、中米の新しい大国関係の建設を着実な一歩を踏み出すように推進している。

   対外的に注目を集める南中国海問題で、中国外交部の鄭澤光部長補佐は、中米双方は戦略的対話において、この問題を回避しておらず、率直に深層から建設的な姿勢でこの問題について討論していると述べた。対話で、楊潔篪国務委員は中国政府の海上紛争問題における原則的立場を全面的かつ明白に説明した。

   米国側が関心を示す南中国海航路の安全性と自由について、鄭澤光部長補佐は「ある基本的な事実は、南中国海を航行する自由と安全は、過去において問題はなく、現在も問題はなく、我々が今後も問題があるべきではないと確信していることだ。」と述べた。

   インターネットセキュリティーの問題について、中国側は対話で次のように指摘している。中国政府とその機関の人員はいかなる形式のサイバーハッカー攻撃にも従事せず、参与しない。中国側はいかなる形式のサイバーハッカー攻撃にも断固として反対し、且つこのようなサイバーハッカー攻撃を取り締まる。中国側はまた、各国による互利互恵の協力を促進するために、インターネットのシュミレーション空間における行為を規範化する規則を確立するように国際社会に呼びかけた。

   1 2 3   

010020030360000000000000011100381343641821