米アップル社のティム クック最高経営責任者(CEO)は23日、週刊経済誌「ブルームバーグ ビジネスウィーク」中国語版の取材に答える中で、「アップルはさまざまな製品をデザインする際に中国人消費者の好みを考慮している」と述べた。ここからアップルにとっての中国市場の重要性が浮かび上がってくる。「京華時報」が伝えた。
クックCEOは取材に対し、「アップルは色の組み合わせといった要素で中国人消費者の好みを反映させている。たとえばiPhone(アイフォーン)ゴールドモデルの発売を決定した時には中国人ユーザーの色の好みを一定程度考慮した」と述べた。また先月中国を訪問した際にも、「中華圏はアップルにとって2番目の市場であり、『戦場』の1つであり、サムスンおよび小米とスマートフォン市場の覇権争いをしているところだ」と述べた。データによると、アップルの前年度の中華圏の営業収入が同社の営業収入全体に占める割合は29%に達した。
前CEOの故スティーブ ジョブズ氏とは異なり、クックCEOは中国市場を大変重視しており、アップルCEOに就任して以来、中国訪問の回数は6回を数える。
(人民網日本語版)
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