【新華社昆明6月11日】雲南省衛生計画出産委員会の報告によると、9日夜に確認されたMU5479便に搭乗して発熱した乗客は、単純性扁桃腺炎と診断された。流行病学的調査、臨床症状と実験室の結果を合わせて検討すると、中東呼吸器症候群(MERS)の疑いが消え、医学的観察を終了した。
報告によると、6月9日19時、雲南省衛生計画出産委員会応急弁公室が同便に発熱した乗客がいたという報告を受けた。雲南省衛生計画出産委員会はその後、緊急の対応策を講じ、昆明空港出入国検験検疫局がこの発熱患者への初歩的な調査に協力した。
調査を経て、この発熱患者は中国籍で、14日前に発熱し、3回ほど韓国ソウルを商用で訪れていたことがわかった。6月9日に青島から武漢を経由して昆明に向かっていた。
報告によれば、この患者は現在、発熱と咳がなくなり、その他の陽性の身体的症状も表れておらず、単純性扁桃腺炎と診断された。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: