中国国家統計局が9日に発表したデータによりますと、2015年5月の消費者物価指数(CPI)は、前の年の同じ時期に比べ1.2%増加し、4月より0.3ポイント下がったということです。今年に入って、中国のCPIは毎月増加していますが、初の減速になりました。
中国国家統計局の発表によりますと、CPIは前の年と比べて1.2%増加したうち、0.7ポイントは昨年の値上げの影響によるもので、0.5ポイントが新たな値上げによるものだということです。
中国国家統計局都市処の余秋梅・高級統計家(Senior statistician)は「季節柄、一部の生鮮食品が値下がりした。その内、野菜、果物と卵などの値下げがCPIの上昇減速につながった」と分析しています。
(中国国際放送局)
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