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中・東欧の政治要人:「一带一路」の提案は中国-中・東欧の協力に新たな原動力を注ぎ込む
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-10 10:25:28 | 新華網日本語 | 編集: 郭丹

   【新華社杭州6月10日】8日、寧波で開催された中国と欧州中・東部諸国間貿易・投資エキスポで、ポーランドや、アルバニア、ルーマニア、ハンガリー、チェコなどの中・東欧諸国から来た政治要人は、中国が提起した「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」という提案は二国間の利益に一致しており、中国と中・東欧の経済貿易協力のために新たな原動力を注ぎ込む見通しだとの見解を示した。

  「『一带一路』の提案の特徴は相互信頼とウィンウィンで、私はこの提案とハンガリーの『東方開放政策』戦略は一致しているとみなしている。我々はすでに北京-ブダペスト間の初の直航路線を切り開き、ブダペストの高速鉄道計画が中国と中・東欧諸国の協力モデルプロジェクトの一つとなる見込みだ。それらが今後の協力のために手本を創り出せるよう望んでいる。」とハンガリー対外経済・外務省のサボー(Szabo)次官補はエキスポでこのように表明した。

  「16+1協力メカニズム」の中で最小の国であるモンテネグロは、二国間協力に一貫して積極的に参与してきた。モンテネグロのLazovic副首相兼情報化社会・電気通信大臣の紹介によると、モンテネグロは中国側が中・東欧16カ国に提供した優遇借款の約10%を獲得し、またモンテネグロ最大のインフラ建設プロジェクトである南北高速公路プロジェクトは、中国の協力パートナーの支援の下ですでに着工し、プロジェクト全体の価値は890万ユーロに達し、モンテネグロの今後の経済や民生発展において最も重要なプロジェクトにあたるという。 

  「地域レベルの協力は、経済危機がもたらした影響を私たちがより上手く緩和するのを助けることができ、経済レベルの対話を促進することが可能で、一部の建設プロジェクトを除き、経済協力で新たな原動力を再び得ることができました。それはつまり中国が提起した21世紀海上シルクロードとシルクロード経済ベルトの提案です。」とLazovic氏は語った。ポーランド経済省のDycha副大臣は「我々の協力はとても大きな潜在力もあり、『一帯一路』の提案の下、我々は技術および技術使用の経験を中国のパートナーと分かち合うのをたいへん望んでいる。中国の企業家はこれらの中・東欧に現れた新たなチャンスを捉えることにより積極的に参与することができる。」と指摘する。

 

(新華網日本語)

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