説明によると、客船が転覆した水域での「絨毯式」探索作業は9日早朝6時からスタートし、長江航道救助打撈局の救助船「航勘201」が2D、3D画像を表示するソナーなどのハイテク装備を搭載して客船が転覆した水域に入り、江底の探査を行った。救助隊員は7時間余りをかけてスキャンする詳細な探査と緻密な探索活動を行い、客船が転覆した長さ約150メートル、幅150メートルの水域での探索を完了した。
長江航道救助打撈局の林七貞局長は、探査作業によって救助の可能性の高い3カ所が確認されたが、ダイバーが潜水し、緻密な探索活動を行った後、転覆した水域の江底の探索区域から被害者の遺体は発見されなかったと述べた。
監利県人民医院の鄧志波副院長は、客船「東方之星」号が転覆した船内から初めて救助された朱江美さんの容態が回復し、9日に監利県人民医院を退院したと伝えた。監利県人民医院で治療を受けていた5人の生存者も退院している。
記者が9日、上海市政府新聞弁公室から得た情報によると、9日17時に被害者96人のうち35人のDNA鑑定が完了した。
(新華網日本語)
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