【新華社北京6月2日】中国海軍航空兵訓練部門は1日の説明によると、海軍は近年、艦艇編隊による戦争に備えた遠海巡視訓練と実兵対抗演習訓練などを組み合わせ、多数の機種に及ぶ多数の艦艇で構成された編隊を前後して組織し、宮古海峡、バス海峡を通過して西太平洋等などの海域で訓練を実施している。長時間、多課目、高強度の実戦化訓練を通じて、戦法訓練法を点検・改善し、部隊をトレーニングで鍛え上げ、航空兵の常態化のために、航空兵が遠海での作戦訓練任務遂行を常態化するために、有益な経験を蓄積してきたという。
使命と任務を効果的に履行するため、中国海軍は航空兵を積極的に組織して遠海で実戦化訓練を展開し、遠海機動作戦の実践に向けた組織的な指揮、兵力の協力と総合保障などの特徴のある規律を積極的に模索してきた。海空兵力の戦争に備えた活動空間を絶えず拡大して延伸させ、遠海訓練の常態化を着実に推進し、遠海機動作戦能力と組織的な指揮能力を効果的に高めてきた。また、複雑な電磁環境、複雑で未知な海域、複雑な気象条件のもとでの訓練強度を絶えず引き上げ、強風と大波の遠海で部隊の確固とした実力を磨き上げ、闘志を養う。
遠海実戦化、常態化訓練を継続的に強化することによって、海軍航空兵部隊の緊急時の機動、艦艇と戦闘機の連携、空中戦、低空突撃と防御、遠隔攻撃、正確な打撃などの能力が著しく向上した。海軍航空兵のすべての戦闘団は現在、地域に跨る機動作戦任務を引き受け、戦争に備えて当番に当たるパイロット全員が実戦化訓練を完了し、全天候型作戦能力を備えていることは、海軍航空兵の全体的な作戦能力が新しい段階へと進んだことを示している。
(新華網日本語)
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