【新華社北京5月31日】湖南省チン州市北湖区のスタッフである欧陽仁凱氏は先日、現地の古文書館に一枚の1938年の日本の地図を寄贈した。この『支那最新大地図』の裏側には『皇軍新兵器写真一覧』が印刷されており、この地図は日本の中国侵略作戦軍用地図であることを証明しておる。
この地図は日本の「日の出編集局」によって編纂され、1938年1月1日に発行されたのだ。その左上には「複製禁止」という注意書きが印刷されている。欧陽仁凱氏によると、『支那最新大地図』はただの地理地図ではなく、中国中東部の各省政府の所在地、空港、鉄道、河川、および各地の鉱産物、物産などが詳細に示され、また無線電信所の場所も記されている。
「このことから、日本が侵略戦争を起こしたには、前々からたくらんでいて、心を砕き考えを凝らし、日本軍がスパイを派遣して中国の地理、地形、物産について詳しく調べて、侵略戦争を起こすために前もって十分に準備を整えたことが分かる。」と欧陽仁凱氏は語った。( 翻訳・編集/薛天依)
(新華網日本語)
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