【新華社コロンボ6月1日】「いかなる国家の発展に興味のある人も、『習近平　国政運営を語る』の一冊を読むべきです。なぜなら、この著作は国家統治に対する中国の新指導者グループの深い考えや成功の実践を記録し、読者のために現代中国を理解する一枚の窓を開けたからです。」とスリランカ海外雇用局（SLBFE）のウィクラマソリ（音訳）局長は語った。

  29日、スリランカ中国社会文化協力協会とSLBFEによる共同主催の『習近平国政運営を語る』著作シンポジウムがコロンボのSLBFE ホールで行われた。シンポジウムは300人余りの政治、企業、学界の代表の参加を引きつけた。

  ウィクラマソリ局長は「私は関連の段落を読んで、大いに啓発されました。この本は私たちスリランカのような急速な発展を渇望する国家にとっては特に参考にする意義を備えています。『習近平　国政運営を語る』は『中国の夢』と『世界の夢』との関係を説明し、中国人民の善隣友好や世界の大同の理想を追求する理想について、私たちにより良く理解させようとしています。」と語り、また「この本に目を通すことは　スリランカの富民強国（人民を豊かにし、国を強くする）という夢をできるだけ早く実現させるために、私たちの視野や構想を開拓し、スリランカに最も適した発展モデルを捜し求めるのに役立つでしょう。」と語った。

  スリランカ中国社会文化協力協会のAbeysekera事務局長は、スリランカはこの本から中国の歩んできた道を理解し、中国の指導者の統治概念を理解し、中国が長期にわたって安定、発展、繁栄を維持してきた成功の経験を参考にすることができるだろうとの見解を示している。

  Abeysekera事務局長はスリランカと中国の伝統的な友誼を継承・発展させる重要性についても強調している。Abeysekera事務局長は、「中国の夢」は「スリランカ夢」の実現のために重大な発展のチャンスをもたらしており、特に「21世纪海上シルクロード」構想はスリランカやユーラシア大陸、ひいては世界のために新たな協力のチャンスをもたらしたとみなしている。Abeysekera事務局長は成果の獲得が容易ではないスリランカと中国の伝統的な友誼を大切にし、「中国とスリランカの友誼の夢」の実現のためにたゆまぬ努力を行ってゆくよう呼びかけている。