【新華社北京5月29日】日本の防衛省は27日、国会で自衛隊からイラクとインド洋に派遣されて任務を執行した自衛隊員のうち、自殺者が累計54人に上ったことを明らかにした。
日本防衛省の高官は同日、国会衆議院平和安全法制特別委員会で野党議員の質問に答えた際に、次のように述べた。2001年から『テロ対策特別措置法』に基づき、燃料補給などの任務を執行させるためにインドに派遣した海上自衛隊員のうち、自殺者が累計25人に上った。2004年から『イラク復興支援特別措置法』に照らしてイラクに派遣された自衛隊員のうち、累計21人の陸上自衛隊員と8人の航空自衛隊員が自殺した。
防衛省はこれらの自衛隊員による自殺の具体的な理由は提供しておらず、これらの人々の自殺が海外派遣の経験と因果関係があるかどうかは判断し難いと伝えている。しかし、質問した日本共産党の志位和夫委员長は、イラクとインド洋での任務執行から帰国後、多くの自衛隊員に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が現れていると指摘した。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: