「綱要」に関わった人物は「調整後は北京を中心にするのではなく、様々な中心が集まった状態になる。つまり中心がない状態だ」と話す。基本構想設計ではこれまで以上に三位一体の発展が重視されているようだ。
北京の4つのセンターが確定することで、北京の非首都機能の在り方が明確になった。メディアの取材に応じた北京市常務副市長の李士祥氏は、首都戦略のポジショニングに合った機能と産業をさらに高める調整が必要であり、合わなければ法に従い改善させるとの見方を示した。「2015年、北京は教育や医療の改善を進め、良好な教育と医療資源を外へ広めていく」。北京は2015年、製造業や市中心部の卸市場、学校、病院、いくつかの行政事業単位の改善の「決算」にのぞむ。
産業発展構造に関し、北京の考えは明確だ。原則上、一般製造業の発展はない。一方で戦略的新興産業の育成を強化し、新世代の情報技術やバイオ、新素材、航空宇宙、先端設備、イノベーティブな製造業の発展を加速させる。生産性の高いサービス業や、省エネ 環境保全関連の産業を大きく発展させる。
(チャイナネット)
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