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富士康は昆山に拠点を構えた10年余りに「加工」から「技術」への転換を実現
jp.xinhuanet.com | 発表時間 14:46:06 | | 編集: 呉寒氷

 【新華社南京3月31日】富士康科技グループは昆山に拠点を構えた10年余りの間、従来のOEM(委託加工製造)生産から技術イノベーション、顧客との共同研究開発といったモデル転換を継続的に実施し、産業の発展が次第に佳境を迎えた。

 富士康科技グループ呉淞江パークの工場内では、材料の固定、回転、つや出し、組み立て及び検査などはすべて「取り出し機」、「鋭利な工具」で作業している。富士康科技グループの従業員は現在、ピーク時の8万人余りから約4万人に減少したが、生産高は2倍以上に増加している。

 技術先行によって生産高の増加を促進する。3Dエンジニアリング及び検証実験室、金属材料実験室、プラスチック材料実験室、シュミレーション実験室などのイノベーション創出拠点を一体化した富士康科技グループ昆山検査センターの2014年の生産高は6,500万元に上った。検査ニーズに対応するとともに、産業チェーンを延伸し、当地の企業約1,500社にサービスを提供している。 統計データによると、富士康科技グループは現在、大陸部での特許出願件数が8,600件、特許承認数は7,000件に上る。同グループの楊明陸副総経理は記者に、同グループは新エネルギー素材の太陽光導電性コーティング剤の研究開発を行っており、昆山で量産する予定だと説明した。2016年の計画生産高は約2億元となっている。

 楊明陸副総経理は「ブランドと販売は『微笑曲線』の2つの最高点である。」と語り、また「加工」から「技術」に転換した後、企業は同時に「貿易」を重要施策に据えた。「富聯網」の電子商取引システムを推進し、「富可視」の液晶テレビを販売する以外に、代理業務を開拓し、「電子貿易」へと絶えず延伸していくと言った。

(新華網日本語)

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