【新華社北京６月２０日】中国国家衛生健康委員会は２０日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が１９日、新たに２３人確認されたと発表した。いずれも輸入症例で、内訳は広東省１２人、雲南省４人、上海市３人、浙江省２人、福建省１人、四川省１人となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は１６人で、経過観察が解除された濃厚接触者は４８９人だった。

   ２０日午前０時時点の中国本土の感染者数は５１０人で、うち重症者が１８人となっている。

   輸入症例患者は現在３６３人で、うち重症者が８人。感染の疑いがある患者は１人だった。輸入症例の累計感染者数は６３９８人で、うち６０３５人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

   １９日に新たに確認された無症状感染者は２０人（全て輸入症例）だった。同日に確定診断された感染者は９人（全て輸入症例）で、経過観察が解除されたのは８人（全て輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は４５８人（うち輸入症例４３７人）となっている。

   ２０日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万１５８７人で、退院者は８万６４４１人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１０４万７９３８人で、現在も１万６３４８人が経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万５８３４人で、内訳は香港特別行政区が１万１８８５人（退院１万１６１２人、死者２１０人）、マカオ特別行政区が５３人（退院５１人）、台湾地区が１万３８９６人（退院１１３３人、死者５３８人）だった。

   当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。