10日、尭化門貨物ターミナル駅で出発を待つ、南京とオランダ・ティルブルフを結ぶ「中欧班列」の第1便。(南京=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京5月11日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が10日、江蘇省南京市の尭化門貨物ターミナル駅からオランダ・ティルブルフに向けて出発した。南京発ティルブルフ行き中欧班列の第1便として運行された同列車は、液晶パネルや工業機械部品、繊維・服飾品など100TEU(20フィートコンテナ換算)の貨物を積載し、新疆ウイグル自治区の阿拉山口口岸(通関地)から出国。途中、カザフスタン、ロシア、ベラルーシなど各国を経由し、約18日間かけて目的地に到着する予定。