17日、スマートガラス温室でメロンの苗の授粉を行う作業員。(カシュガル=新華社記者/侯昭康)
【新華社カシュガル4月20日】中国山東省が建設を援助した新疆カシュガル現代野菜産業パークは、新疆ウイグル自治区カシュガル地区疏勒(そろく)県に位置し、敷地面積は4711ムー(約314ヘクタール)、計画投資総額は10億6千万元(1元=約17円)となっている。産業パークの第1期プロジェクトとして現時点で、7万平方メートルのスマートガラス温室、4千平方メートルの育苗センター、200棟の温室ハウスが運用を開始しており、今年7月末までには残りの700棟の温室ハウスも運用を開始する。
産業パークでは年間で新鮮な野菜を150万トン、加工野菜を100万トン生産する見通しで、3千人の雇用を安定して創出する。野菜の生産量や品種が少ないといった、現地が抱える問題を緩和できる。