5日、有人潜水艇「深海勇士」の母船「探索2号」。(小型無人機から、海口=新華社記者/張麗蕓)
【新華社海口4月20日】中国科学院が主導する特別プロジェクトが開発した深海高性能センサー探査機器がこのほど、2021年度最初の海上試験を無事終えた。今回の試験では、南中国海で6回の潜水を実施。中国初の深海用MEMSガスクロマトグラフや深海放射線測定器などをテストした。これらの機器はいずれも中国が独自の知的財産権を持ち、今後実施するメタンのサイクルと生態環境効果に関する研究に重要な技術的手段を提供する。