16日、重慶市の璧山区内を走行する「雲巴」の車両。(重慶=新華社記者/王全超)
【新華社重慶4月17日】中国重慶市の璧山(へきざん)区で16日、自動運転で専用の高架を走行する新交通システム「雲巴(スカイシャトル)」が実証路線での運行を始めた。ゴムタイヤ式の軽量軌道交通(LRT)で、総投資額は18億元(1元=約17円)。総延長15・4キロの区間に15駅が設けられた。
中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)が独自の知的財産権を持つ中・少人数輸送向けの立体スマート交通システムで、地下鉄に比べて建設コストが抑えられ、工期が短いなどの利点がある。