【新華社合肥2月4日】中国安徽省合肥市発着の中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)を運営する合肥国際内陸港発展によると、合肥とチェコの首都プラハを結ぶ新路線がこのほど、運行を開始した。標準コンテナ100個を積んだ一番列車が1月31日、合肥北駅物流基地を出発し、新疆ウイグル自治区のコルガス鉄道口岸(通関地)を経てプラハへ向かった。
同社の沈校根(しん・こうこん)董事長は「1番列車の貨物の輸送額は約510万ドル(1ドル=約105円)、輸送量は590トン余りで、貨物の内訳はスマート草刈り機、LEDディスプレー、光ケーブル、X線CTスキャンシステム用の部品などとなっている」と述べている。沈氏によると、ここ数年、合肥発着の中欧班列は複数の路線、複数の口岸、高い接続性を持ち、カバー率の高い国際物流ルートの構築に取り組み、路線を増やし続けており、「合肥北-コルガス-プラハ」路線の運行開始は、合肥発着の中欧班列の路線を拡大し、業務拡大につながるとみられる。現在、合肥発着の中欧班列は35本に増え、合肥とドイツやフランス、ロシア、オランダなど11カ国36都市を結んでいる。
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