【新華社フフホト1月9日】中国鉄路ハルビン局集団は6日、2020年に運行された「中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)」のうち、内モンゴル自治区満洲里市で通関した列車の本数が、前年比35・1%増の3548本に上ったと明らかにした。貨物輸送量は37・6%増の32万4310TEU(20フィートコンテナ換算)となった。
出国便は本数が17・7%増の1790本、貨物輸送量が19・8%増の16万5224TEU、入国便は59%増の1758本、62・7%増の15万9086TEUだった。
満洲里は中国最大の陸上通関地。「中欧班列」東ルートの主要通関地でもあり、主に日用品や電化製品、工業機械、金属、農産物・副食品、板材、自動車部品を輸出入する。現在は、天津市や湖南省長沙市、広東省広州市、江蘇省蘇州市などの各都市とオランダやドイツ、ポーランドを結ぶ中欧班列が同地を経由している。
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