【新華社寧波9月13日】中国浙江省寧波市で11日、2020年世界デジタル経済会議ならびに第10回スマートシティー・インテリジェント経済博覧会の開幕式が行われた。複数の来賓がデジタル経済の今後の発展動向について議論を交わした。
工業・情報化部情報技術発展司の李穎(り・えい)氏は開幕式で、中国の第5世代移動通信システム(5G)ユーザーが8千万を超え、デジタル産業化の基盤がより強固になったと指摘。中国のデジタル経済が急速に発展し、飛躍的に進化したと述べた。李氏が明らかにしたデータによると、昨年の中国デジタル経済の規模は35兆8千億元(1元=約16円)に達し、GDPの36・2%を占めており、既に質の高い経済発展の重要な支えとなっている。
浙江省の高興夫(こう・こうふ)副省長は、今年6月末までに同省で建設され、引き渡した5G基地局は5万1千カ所となり、140件以上のシーンで活用され、その数は全国で上位となっていると紹介した。
会議と博覧会は、同市人民政府や同省経済・情報化庁、国家情報センター、中国電子情報業界連合会などが共催した。
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